既に実施されている店舗さんでは、かご落ちメールによる全体売り上げが平均で約2%、最大で約5%アップした結果となっています。
かご落ちメールとは、カートに商品を入れたままECサイトから離脱してしまった会員に買い忘れをメールで知らせるリマインド施策です。
対象は、ECサイトに会員ログインされているカスタマー。ECサイトでの買い物中にカートに商品を入れたまま、何らかのきっかけでサイトを離脱してしまった比較的購買意欲の高い方です。
通勤途中などの空き時間に商品をカートに入れてそのまま購入を忘れていたり、他のサイトと比較検討していたりする方も対象となります。
有効的なかご落ちメールにするためには、カスタマーごとにパーソナライズ化されていることが重要です。以下、かご落ちメールの設定ポイントです。
メールを送るタイミングは、カスタマーの購買行動と心理状態を考慮したうえで設定することがポイントです。
例)1時間後・24時間後・48~72時間後
最適なタイミングや送信回数は業界やターゲットによって異なりますが、以下の調査結果から合計3回送ると効果的であることが分かります。
2通目と3通目の売り上げが全体の売り上げの半分を占めており、1通だけでは見逃されてしまう可能性があるようです。
メールを見て再びサイトに訪れてもらうためには、「このECサイトで買ったらお得!」とカスタマーが思えるような工夫がポイントの1つです。そこで効果的なのがオファー(特典)です。
例) 割引クーポン、期間限定ポイント、ノベルティーのプレゼント etc.
100円引きなどの低価格なクーポンであっても、特典がある方がカスタマーにとっては嬉しいものです。カスタマーとのエンゲージメントの向上に繋がり、リピート顧客の創出にもなり得ます。
流し見されてしまうことなく、カスタマーが次のアクションをしてくれるようなメール内容にすることが重要です。カートに入ったままになっている商品を提示してリマインドしたり、会員IDを記載してワントゥーワンのコミュニケーションをしたり、保有ポイントを知らせてお得なポイント利用を案内したり…購買意欲をかき立てる方法は様々です。
かご落ちメールは対象カスタマーへの適切なアプローチや魅力的なコンテンツ、送信回数・タイミングによって効果が変わってきます。
ポイントをきちんと押さえることで売り上げアップを期待できる施策となっていますので、ぜひ実施をご検討ください。
導入を検討されている、もしくはご不明点がある場合は、貴社の担当までお気軽にご相談ください。
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