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送料を設定する方法

1 全商品共通の送料設定を利用する

■「全商品共通の送料設定」の利用を開始します

  1. 画面上部のラジオボタンで「全商品共通の送料設定を利用する」を選択します。
  2. 「全商品共通の送料設定の利用を開始しますか?」のポップアップメッセージで「OK」をクリックします。

「全商品共通の送料設定」が適用されます。

■「全商品共通の送料設定」の設定画面を開きます

画面上部左側の「全商品共通の送料設定」タブをクリックします。

1-1 基本設定をする


■基本的な送料の計算方法を決めます

  1. 送料を0円で計算します。
    「送料欄を表示しない」をチェックした場合は、ショッピングカートで送料欄自体が表示されません。

    商品ごとに個別送料や優先設定を行っている場合でも、送料無料になります。

  2. 送料を設定した金額で計算します。
    お届け先の住所や商品の重量にかかわらず、設定した金額を送料として計算します。


「送料無料」もしくは「全国一律」を選択した場合は、「例外設定」から特定地域の送料を別途連絡にすることもできます。
これにより、日本全国送料無料(北海道、沖縄、離島は別途連絡)や、日本全国送料一律500円(北海道、沖縄、離島は別途連絡)といった設定ができます。

特定地域の送料を別途連絡ではなく、指定した金額で計算したい場合は「地域別」もしくは「重量別」をご利用ください。

離島など、都道府県より詳細な地域は「離島などの詳細地域設定」から設定します。
詳細は「1-2 離島など特定地域の送料を設定する」をご覧ください。

■送料無料の例外設定画面

■全国一律の例外設定画面

3. 送料を地域別に設定した金額で計算します。
「料金設定」をクリックし、地域別に送料を入力してください。
送料は金額以外に別途連絡も選択できます。
4. 送料を重量と地域別に設定した金額で計算します。
「料金設定」をクリックし、重量別の欄に重さ、地域別の欄に送料を入力してください。
送料は金額以外に別途連絡も選択できます。

商品情報で「重量(送料計算用)」を設定していない場合は、「0g~」列の送料で計算します。


「地域別」もしくは「重量別」で、日本全国送料無料(北海道、沖縄、離島は除く)といった設定を行う場合は、送料無料にする地域に0円、送料がかかる地域に金額を入力してください。

離島など、都道府県より詳細な地域は「離島などの詳細地域設定」から設定します。
詳細は「1-2 離島など特定地域の送料を設定する」をご覧ください。

■地域別の料金設定画面

5.送料を計算せず「別途連絡」と表示します。
注文時に送料が加算されないため、受注後に送料を計算し、購入者へ別途ご連絡ください。
商品ごとに発送元が異なるなど、送料の自動計算が難しい場合にご利用ください。
■重量別の料金設定画面

■商品情報の「重量」項目

■設定を保存します

画面最下部の「設定を保存する」をクリックして設定を保存します。
特別な要望がなければ、以上で送料の設定は完了です。

1-2 離島など特定地域の送料を設定する


■離島などの詳細地域を設定する


1.「離島などの詳細地域設定」をクリックします。
2.離島など、都道府県より詳細な地域の設定は「地域1~5」に郵便番号(必須/7桁の数字/重複不可)と、コメント(任意/100文字以内)をカンマ「,」区切りで1行ごとに改行して入力します。


登録する郵便番号のデータは、日本郵便の番号検索ページからダウンロードできます。

設定できる地域は5つまでです。郵便番号を送料の金額で切り分けて登録してください。
北海道の離島と、沖縄の離島の送料が同じ場合は、両方の郵便番号を同じ欄に入力します。

■離島などの詳細地域設定画面

■設定を保存します

画面最下部の「設定を保存する」をクリックして設定を保存します。
保存が完了したらこの画面は閉じてください。

■登録した地域の送料を設定する

  1. 基本設定の「例外設定」もしくは「料金設定」をクリックします。
  2. 画面下部の「地域1~5」が、「離島などの詳細地域設定」で設定した「地域1~5」に対応しているので、送料を入力してください。

    送料は、金額以外に別途連絡も選択できます。

■地域別の送料設定画面

■設定を保存します

画面最下部の「設定を保存する」をクリックします。
保存が完了したらこの画面は閉じてください。

以上で離島など特定地域の送料設定は完了です。
設定後は、必ずショッピングカートで動作チェックを行ってください。


ショッピングカートのお届け先情報で入力された郵便番号と、「離島などの詳細地域設定」で登録した郵便番号が一致した場合に、送料をここで設定した金額で自動計算します。

このため、「離島などの詳細地域設定」で郵便番号に「9999999」を設定し、ショッピングカートの郵便番号に「9999999」を入力すれば、現在の送料設定のまま特定地域の送料計算をテストできます。

1-3 クール便の送料を加算する


■クール便の設定をする

  1. 「計算する」を選択します。
  2. 「基本設定」で計算される金額に、さらに加算する金額を入力します。
    ※送料無料、別途連絡を選択している場合は加算されません。
  3. 配送温度帯が異なる商品の同時注文を許可する・しないを選択します。
    • 「常温・冷凍・冷蔵が混在する同時注文を許可する」
       ⇒ 温度帯が異なる商品をカートに入れることができます。
    • 「常温・冷凍・冷蔵が混在する同時注文を許可しない」
        ⇒ 温度帯が異なる商品をカートに入れることができません。
    • 同時注文を許可しないを利用すると、商品の温度帯ごとに購入手続きが必要になります。
      「商品合計による割引設定」を利用している場合、同じ温度帯の商品合計金額でしか送料無料ラインがされないため、1個口の送料を適切に請求できます。


      以下の設定は、同じ温度帯の商品を組み合わせください。
       ・ アソート設定
       ・ まとめ割引設定
       ・ アップセル・クロスセル設定(クロスセル販売の場合)

      同時注文を許可しない場合は、温度帯が混在するとカート画面でエラーになります。

  1. 常温・冷凍・冷蔵の商品が混在する受注があった時のルールを決めます。

    店舗の運営に沿って、以下の6つからルールを選択します。
    詳細は「6つの選択肢ごとの送料計算の詳細」をご確認ください。

    • 常温・冷凍・冷蔵は同梱不可とし、すべて別口で計算
    • 常温・冷凍・冷蔵は同梱可とし、すべて1個口で計算
    • 常温と冷蔵は同梱可とし、冷凍とは別口で計算
    • 常温と冷凍は同梱可とし、冷蔵とは別口で計算
    • 冷凍と冷蔵は同梱可とし、常温とは別口で計算
    • 別途連絡


    カートで同時注文を許可しない場合でも、受注台帳で常温・冷凍・冷蔵が混在する注文内容に変更できます。また、既に温度帯が混在している定期購入の申込みでは、エラーにならず注文データを生成します。そのため、許可する・しないに関わらず「クール便混在時の送料計算設定」の計算ルールは選択してください。

  2. アイコン表示がないショッピングカートや印刷書類では、商品名の最後尾にクール便の名称をテキストで自動表示します。
    ここではその名称を設定します。表示が不要の場合は、空欄にしてください。

    例)アイス詰め合わせギフト【冷凍】

  3. 画面最下部の「設定を保存する」をクリックします。




6つの選択肢ごとの送料計算の詳細
◎常温・冷凍・冷蔵は同梱不可とし、すべて別口で計算
注文パターン 発送口数 計算式
【常温】 + 【冷蔵】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
【常温】 + 【冷凍】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
【冷蔵】 + 【冷凍】 2 (500円+220円)+(500円+220円)=1,440円
【常温】 + 【冷蔵】 + 【冷凍】 3 500円+(500円+220円)+(500円+220円)=1,940円
※基本送料:一律500円、冷蔵/冷凍送料:+220円の場合

◎常温・冷凍・冷蔵は同梱可とし、すべて 1 個口で計算
注文パターン 発送口数 計算式
【常温】【冷蔵】 1 500円+220円=720円
【常温】【冷凍】 1 500円+220円=720円
【冷蔵】【冷凍】 1 500円+220円=720円
【常温】【冷蔵】【冷凍】 1 500円+220円=720円
※基本送料:一律500円、冷蔵/冷凍送料:+220円の場合

◎常温と冷蔵は同梱可とし、冷凍とは別口で計算
注文パターン 発送口数 計算式
【常温】【冷蔵】 1 500円+220円=720円
【常温】 + 【冷凍】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
【冷蔵】 + 【冷凍】 2 (500円+220円)+(500円+220円)=1,440円
【常温】【冷蔵】 + 【冷凍】 2 (500円+220円)+(500円+220円)=1,440円
※基本送料:一律500円、冷蔵/冷凍送料:+220円の場合

◎常温と冷凍は同梱可とし、冷蔵とは別口で計算
注文パターン 発送口数 計算式
【常温】 + 【冷蔵】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
【常温】【冷凍】 1 500円+220円=720円
【冷蔵】 + 【冷凍】 2 (500円+220円)+(500円+220円)=1,440円
【常温】【冷凍】 + 【冷蔵】 2 (500円+220円)+(500円+220円)=1,440円
※基本送料:一律500円、冷蔵/冷凍送料:+220円の場合

◎冷凍と冷蔵は同梱可とし、常温とは別口で計算で
注文パターン 発送口数 計算式
【常温】 + 【冷蔵】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
【常温】 + 【冷凍】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
【冷蔵】【冷凍】 1 500円+220円=720円
【常温】 + 【冷蔵】【冷凍】 2 500円+(500円+220円)=1,220円
※基本送料:一律500円、冷蔵/冷凍送料:+220円の場合

◎別途連絡
送料欄には「別途連絡」と表示し、送料を加算しません。
受注後、正しい送料を購入者に連絡する必要があります。

■商品台帳に移動する

■商品をクール便対象にする

クール便にする商品の編集画面を開き、商品に応じて「冷蔵便」か「冷凍便」にチェックを入れます。

画面最下部の「保存して次へ」をクリックして設定を保存します。
以上でクール便の設定は完了です。


お店ページでは、「冷蔵便」「冷凍便」それぞれに応じたアイコンが表示されます。アイコンは管理画面から自由に差し替えることができます。

管理画面メニュー「デザイン設定 > テーマ > ボタンのカスタマイズ」



1-4 メール便を利用する

メール便を利用できる商品をショッピングカートに入れた時、配送方法を「メール便」と「通常配送」から選べます。

■「メール便」の送料や案内文を設定する

  1. 「表示名」に入力した文字が、レジ画面でメール便を選択する項目名として表示されます。
  2. メール便の送料を設定します。
    • 0円の場合は、カートに「送料無料」と表示されます。
    • 送料の設定の「商品合計による割引設定」で「あと○円で送料無料」をご利用の場合は、条件を満たすと「送料無料」になります。
  3. 「メール便」についての説明文を入力します。
    全角5,000文字まで入力できます。

    ≪案内文の例≫

    商品名に【メール便可】と入っている商品が対象です。<br>
    【メール便可】と記載のある商品でも規定数量以上の場合は、通常配送に変更させていただきます。<br>
    <br>
    ▼メール便の料金<br>
    全国一律:○○円<br>
    <br>
    ▼メール便の注意事項<br>
    ・お届け先の郵便受けに投函するお届け方法です。<br>
    ご不在でもお受け取り可能ですが、商品の保障は致しかねます。
    <br>
    ・代金引換でのお支払いの場合はご利用いただけません。<br>
    ・通常配送よりもお時間がかかる場合がありますのでご了承ください。<br>


    パソコン用お店ページ、Eストアーモバイルのスマートフォンページに対応しています。それぞれ説明文を設定します。

  4. 「設定を保存する」をクリックして設定を保存します。

■「通常配送」の案内文を設定します

  1. 「表示名」欄に入力した文字が、レジ画面でメール便ではない「通常配送」を選択する項目名として表示されます。
  2. 「通常配送」についての説明文を入力します。
    全角5,000文字まで入力できます。

    ≪案内文の例≫
    ○○運輸でお届けします。<br>
    <br>
    ▼通常配送の料金<br>
    全国一律:○○円<br>
    <br>
    ○○円以上のお買い物で送料無料です。


    パソコン用お店ページ、Eストアーモバイルのスマートフォンページに対応しています。それぞれ説明文を設定します。

  3. 「設定を保存する」をクリックします。

■商品台帳に移動する

■商品をメール便対象にする

  1. メール便を設定する商品の編集画面を開き、送料欄の「メール便」にチェックを入れます。
  2. 「保存して次へ」をクリックし、保存します。


メール便を設定した商品は、「個別に送料を設定する」および「冷蔵便」「冷凍便」の設定はできません。

お客さんに「メール便」を利用できる商品とわかるように、商品名に「メール便可」などを入れて設定することをおすすめします。

以上でメール便の設定は完了です。

■メール便を利用する場合の注意事項

○ 「メール便」を選択した場合は、お届け希望日は選択できません。

○ お支払い方法で「代金引換」を選択した場合は、「メール便」は選択できません。

○ 「メール便を利用できる商品」と「メール便を利用できない商品」が一緒にカートに入っている場合は、「メール便」は選択できません。

○ お届け先が複数ある場合は、お届け先ごとに「通常配送」または「メール便」を設定することはできません。

○ 1つの受注に対して、「メール便が利用できる商品」が複数購入された場合、商品の重さや大きさによってはメール便では配送ができません。
    その場合は、注文後に注文情報変更で「メール便」から「通常配送」に変更してください。
    お客さんには、配送方法が変更される場合がある旨を、ショッピングカート内や注文確認メールで案内してください。

1-5 商品合計によって送料を変える


■商品合計による割引設定を選択する

商品合計による割引設定をする場合に設定します。

・「割引設定なし」
  ⇒商品合計により送料が変わることはなく、設定している条件で送料が自動計算されます。

・「条件指定(メール便は対象外)」
  ⇒地域ごとに適用した条件で送料を変更します。

・「あと◯円で送料無料(メール便も対象)」
  ⇒条件により送料を無料にします。

■割引適用時の商品合計

「条件指定」または「あと◯円で送料無料」を選択した場合に設定します。

会員ランク/割引クーポン適用時に「割引する前」の合計金額をもとに送料を計算するか、「割引した後」で計算するかを決めます。

例)
送料:750円
商品合計による割引設定:10,000円以上で送料無料
クーポン:10,000円購入で500円引き
購入者がカートに入れた商品の合計金額:10,000円

●「割引する前」の合計金額で送料計算を選択した場合

クーポン割引する前の合計金額10,000円で送料計算するので、送料は無料になります。

●「割引した後」の合計金額で送料計算を選択した場合

クーポン割引した後の合計金額9,500円で送料計算するので、送料は750円になります。


設定が「条件指定」を選択して開く画面と、「あと◯円で送料無料」を選択して開く画面の2か所にありますが共通設定です。

■条件指定を設定する

地域ごとに適用した条件で送料を変更します。
条件に、商品の合計金額と、その金額を超えた場合の送料を設定し、その条件を適用する地域を選択します。

例)
本州、四国、九州は5,000円以上で送料200円、北海道、沖縄、離島は10,000円以上で送料200円にしたい場合

条件1で、商品合計に5,000円、送料を200円になるに設定し、対象地域で、本州、四国、九州をクリックして青にします。初期状態は青なので、その場合はクリック不要です。

条件2で、商品合計に10,000円、送料を200円になるに設定し、対象地域で、北海道、沖縄、地域1~5(離島を設定している)をクリックしてオレンジにします。
なお、送料は「○円になる」と「○%割引」が選択できます。
複数送付先を利用していて、複数のお届け先が指定された場合は、お届け先ごとに条件が適用されます。

■あと◯円で送料無料を設定する

条件により送料を無料にします。
条件に、送料無料にする商品の合計金額と、その金額を超えた場合に送料無料にするか、別途連絡にするかを選択し、その条件を適用する地域を選択します。

例)
本州、四国、九州は5,000円以上で送料無料、北海道、沖縄、離島は10,000円以上で送料無料にしたい場合

条件1で、商品合計に5,000円、送料無料を選択し、対象地域で、本州、四国、九州をクリックして青にします。
条件2で、商品合計に10,000円、送料無料を選択し、対象地域で、北海道、沖縄、地域1~5(離島を設定している)をクリックしてオレンジにします。

≪あと○円のご案内例≫
本州、四国、九州は、あと<FEE>円、北海道、沖縄、離島は、あと<FEE2>円で送料無料です。

≪条件1達成時のご案内例≫
本州、四国、九州は送料無料です。北海道、沖縄、離島は、あと<FEE2>円で送料無料です。

≪条件2達成時のご案内例≫
日本全国どこでも送料無料です。


カゴ画面に商品を入れたタイミングで「あと○円で送料無料」と表示できるので、あわせ買いを促せます。


お届け先設定の「複数送付先の利用可」にチェックが入っている場合は利用できません。

管理画面メニュー「お店設定 > ショッピングカート > お届け先設定」

■設定を保存します

画面最下部の「設定を保存する」をクリックします。
以上で設定は完了です。

2 複数の送料パターン設定を利用する

■「複数の送料パターン設定」の設定画面を開きます

画面上部右側の「複数の送料パターン設定」タブをクリックします。「複数の送料パターン設定」の設定画面が開きます。


「複数の送料パターン設定を利用する」へ切り替える前に送料パターンを登録してください。登録された送料パターンが無ければ切り替える事はできません。

2-1 複数パターンで共通している設定をする


基本的にほとんどの項目は「全商品共通の送料設定」と同じです。同じ項目についてはそちらのマニュアルをご覧ください。
「複数の送料パターン設定」固有の項目のみご案内いたします。


「全商品共通の送料設定」で設定している項目と同じ項目も、あらためて「複数の送料パターン設定」側でも設定が必要です。

■複数パターンが混在した時の設定を決めます

  1. 送料パターンが異なる商品の同時注文を許可する・しないを選択します。
    • 「複数の送料パターン設定商品が混在する同時注文を許可する」
       ⇒ 送料パターンが異なる商品をカートに入れることができます。
    • 「複数の送料パターン設定商品が混在する同時注文を許可しない」
       ⇒ 送料パターンが異なる商品をカートに入れることができません。
    • 同時注文を許可しない設定にすると、お客さんは商品の送料パターンごとにカートで購入手続きをする必要がありますが、「商品合計による割引設定」を利用している場合は、同梱発送する同じ送料パターンの商品合計に対して送料無料や割引を適用できるので、1個口の送料を適切に請求できます。

  2. 送料パターンが異なる商品を合わせ買いした時の送料ルールを決めます。
    • 送料合計が一番安いパターンを適用する
      カートに入っている商品に紐づいた送料パターンのうち、最も安い金額のパターンを適用します。
    • 送料合計が一番高いパターンを適用する
      カートに入っている商品に紐づいた送料パターンのうち、最も高い金額のパターンを適用します。
    • パターンごとに算出した送料合計金額を合算した金額を適用する
      カートに入っている商品に紐づいた送料パターンそれぞれの金額を合計します。
    • デフォルトの送料パターンを適用する
      送料パターンの登録時に「デフォルト設定」へチェックを入れたパターンを適用します。
    • 別途連絡
      注文時に送料を計算しません。送料欄には「別途連絡」と表示します。

2-2 送料パターンを登録する


送料パターンは50パターンまで登録できます。


「全商品共通の送料設定」からカート稼働中に移行する場合は、最初に「全商品共通の送料設定」と同じ内容か、全商品に適用しても構わない内容の送料パターンを登録し、デフォルトに設定してください。
商品と送料パターンの紐づけは「複数の送料パターン設定を利用する」へ切り替える必要がありますが、切り替えると即時デフォルトの送料パターンが適用されてしまうため、意図通りに全商品を送料計算できるまでタイムラグが発生します。それを回避するための手順です。

■登録画面を開きます

画面下部「送料パターン別設定」右上の「送料パターン追加」をクリックします。

■送料パターン名などを登録します

  1. 送料パターンの名称を任意の文字列10文字までで入力します。
  2. 標準の設定としたい送料パターンにチェックします。
    商品と紐づける事で送料パターンは適用されますが、送料パターンを紐づけていない商品はデフォルト設定の送料パターンが適用されます。
  3. 次章の「2-3 送料パターン別の送料を設定する」で送料無料が設定されており、その条件に合致する場合、ショッピングカートに送料欄自体が表示されません。

2-3 送料パターン別の送料を設定する


■設定を選択し、送料金額を入力します

「基本送料設定」「クール便送料設定」「メール便送料設定」すべての項目において、いずれかの選択肢を選び、必要に応じて送料金額を入力します。
設定方法は「全商品共通の送料設定」と同じです。


クール便商品専用のパターンなど、送料パターンによってはすべての項目を設定する必要が無いと思われる場合もありますが、必ずいずれかの設定を選択してください。


「全商品共通の送料設定」と異なり、クール便やメール便送料に対して送料無料、地域別、重量別設定をする事ができます。
クール便は基本送料設定に固定金額を加算する方式ではないため、基本送料設定に影響されない地域別や重量別設定を行なう事ができます。
メール便は全国一律金額だけでなく、地域別や重量別の設定もできます。

■商品合計による割引設定を選択します

商品合計による割引設定をする場合に設定します。
設定方法は「全商品共通の送料設定」と同じです。


送料パターンごとに割引の条件を設定できるため、「全商品共通の送料設定」では実現できない設定も可能です。
「全商品共通の送料設定」では「10,000円以上送料無料」としている時、「冷凍5,000円+常温5,000円」でも送料無料となりますが、「複数の送料パターン設定」では、冷凍、常温それぞれで10,000円以上に達すると、達した方を送料無料とする事ができます。

■送料パターンを保存します

画面下部の「設定を保存する」をクリックして送料パターンの設定を保存します。

この手順を繰り返す事で複数の送料パターンを登録する事ができます。



なお、登録したパターンは右上のプルダウンで選択する事で編集する事ができます。削除は左上の「送料パターン削除」ボタンです。


■「複数の送料パターン設定」の利用を開始します

  1. 画面上部のラジオボタンで「複数の送料パターン設定を利用する」を選択します。
  2. 「複数の送料パターン設定の利用を開始しますか?」のポップアップメッセージで「OK」をクリックします。

「複数の送料パターン設定」が即時適用されます。


商品と送料パターンの紐づを行なっていない商品は、デフォルトの送料パターンが即時適応されます。タイムラグなく意図した通りに送料計算できるようにするために、すみやかに商品と紐づけてください。

2-4 商品と送料パターンを紐づける

■商品情報を編集します

それぞれの商品情報編集画面を開き、「送料」の項目で送料パターンを選択します。その後、画面下部の「保存して次へ」をクリックして、商品情報を保存します。

同じ操作を商品ごとに行ないます。

以上で複数の送料パターン設定は完了です。

3 商品ごとに個別の送料を設定する


3-1 商品情報に送料を登録する



商品ごとに個別送料を設定している場合は、送料無料以外は基本設定の送料より、個別送料の設定が優先されます。

■商品個別に送料を設定する

  1. 個別送料を設定する商品の編集画面を開き、送料欄の「個別に送料を設定する」にチェックを入れます。
  2. 個別送料の金額を入力します。
  3. 送料が0円の場合に、ショッピングカートの送料欄に「0円」ではなく「送料無料」と表示します。必須ではありません。
  4. チェックをすると、他の個別送料を設定した商品やクール便商品とあわせ買いした時にもこの送料が適用されます。

    個別送料を設定し、なおかつ「この送料を優先する」にチェックしていない商品があわせ買いされた時は、それぞれの送料が合算されます。

■設定を保存します

画面最下部の「保存して次へ」をクリックします。
以上で設定は完了です。

3-2 優先送料設定が混在した時のルールを決める

■商品ごとに送料を設定する

最も自店舗の運営に適したルールを選びます。
  1. 個別に送料を設定した商品と、設定していない商品をあわせ買いした時の送料ルールを決めます。

    ・ 個別送料設定のない商品の送料と、個別送料を合算して送料とする
    個別送料を設定していない商品は「基本設定」の送料を適用し、個別送料を設定している商品の送料と合算して送料とします。
    ・ 個別送料だけを合算して送料とする
    個別送料を設定していない商品の送料を無視し、個別送料を設定している商品の送料を合算して送料とします。
    ・ 個別送料の中で一番高い金額を送料とする
    個別送料を設定していない商品の送料を無視し、個別送料を設定している商品の送料のなかで一番高い金額を送料とします。

    ※ 「商品合計による割引設定」を設定している場合は、設定した商品合計額に達すると割引が適用されます。
    ・ 個別送料の中で一番安い金額を送料とする
    個別送料を設定していない商品の送料を無視し、個別送料を設定している商品の送料のなかで一番安い金額を送料とします。

    ※ 「商品合計による割引設定」を設定している場合は、設定した商品合計額に達すると割引が適用されます。
    ・ 別途連絡
    注文時に送料を計算しません。
    送料欄には「別途連絡」と表示します。
  2. 商品登録で「この送料を優先する」にチェックをつけた商品をあわせ買いされた場合の送料ルール決めます。
    以下の2パターンから選びます。

    ・ 一番高い金額を送料とする
    ・ 一番安い金額を送料とする

    このルールが適用される場合は、以下のパターンは無視されます。

    ・ 個別送料を設定していない商品の送料
    ・ 個別送料を設定しているが「この送料を優先する」にチェックをつけていない商品の送料
    ・ 商品合計による割引設定

■設定を保存します

画面最下部の「設定を保存する」をクリックし、設定します。
以上で設定は完了です。

4 「送料無料」を異なる文言で表記する





「送料無料」を異なる文言に変える理由

トラックドライバーの時間外労働に上限を設ける働き方改革関連法によって人手が不足し、
物流危機が懸念され、政府は「物流の効率化」「商慣行の見直し」「荷主・消費者の行動変容」を目的とした様々な対策を掲げています。
この一環として、消費者庁が「送料無料」表示の見直しを事業者に求めている事が理由です。
送料を誰が負担しているのか、送料無料は販促手法である事などを明らかにし、
送料は決して無料ではなく発生している事をわかりやすくして、消費者の意識を改革する事を目的としています。

■消費者庁:物流の「2024年問題」と「送料無料」表示について
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/other/free_shipping/index.html


異なる文言を表記したイメージ
ショッピングカート内など「送料無料」と固定表示されている箇所の表記が変更されます。

■表記したい文言を入力する

  1. 「送料無料文言設定」の入力欄へ「送料無料」に変わる文言を入力します。

     例) 送料当社負担
     ※「送料当社負担」は消費者庁サイトに例として掲載されている文言です。
  2. 設定を保存します。


ショッピングカートやマイページ内だけでなく、クーポンの特典設定の選択肢など、管理画面内の表記も変わります。


入力欄に入力されている「送料無料」文言は変更されません。店舗さんが入力したものではなく初期値として入力されているものも同様です。


購入履歴や受注台帳などの表記は、注文時点に設定していた文言が表記されます。文言表記は過去の受注を遡って変更されません。

■表記が変更される箇所

お店ページ

●マイページ
 ・購入履歴詳細 (ご注文番号別)
 ・クーポンリスト
 ・[ 定期購入・頒布会 ] 申込詳細

●ショッピングカート

●商品一覧ページ

●ご利用案内
管理画面

●受注台帳の詳細画面
 ・各種メール送信
 ・各種書類印刷
 ・電子書類店舗発行

●代理注文個別登録画面

●商品台帳の詳細画面

●送料設定画面

●お届け先設定画面

●会員ランク設定画面

●クーポン発行画面

●スマホサイト設定 > お店設定 > 一覧ページ > 商品一覧パーツ

●CRM経由での送料無料クーポンメール