6、「お客様の声」を掲載する際の注意点
(1) 「お客様の声」を選り好みしない
「お客様の声」は、良い評価だけではありません。 お店や、店員、商品への要望や、ときには厳しいクレームの場合もあります。 どんな内容でも、お客様はあなたのお店に満足をしていないということなのですから、 真摯に受け止め、改善を行いましょう。
また、クレームをいただいた場合は、すぐにお客様に電話で連絡を入れましょう。 電話なら、メールよりも状況を詳しくつかめ、お店側の誠意も伝わりやすいので、 お客様の感情も和らげることができます。
そして、クレームには、しっかり対応し、お客様の信頼を高めていきましょう。
(2) ターゲットとあった感想を掲載する
「お客様の声」を抜粋して、商品ページなどに掲載する場合は、 ターゲットとあった感想を掲載しましょう。
例えば、高級腕時計に対する感想が
「どのお店よりも安かったから買っちゃいました♪♪ ぴーちゃん21歳」
などのように、あまりにもターゲットとかけ離れていると、かえってお客様に
不安感を与えるかもしれません。
以下のように、背中を押すような感想を掲載しましょう。
「本当に飽きのこない優れたデザインですよね。文字盤を覗きこむたびに
惚れ惚れします。 高田哲夫 32歳」
(3) 掲載許可を取る
「お客様の声」は、お客様の許可を得ずに、勝手に使わないよう注意しましょう。 次の4点については、必ず確認するようにしましょう。
- 「文章や写真を掲載しても良いか」
- 「掲載時には、改めて連絡すること」
- 「名前はイニシャルで載せた方がいいか」
- 「個人情報は厳重に保護すること」
ここで3のお名前ですが、本名で掲載させていただくと信憑性があるため、可能であればお願いしてみましょう。健康食品など、使用した感想が重視される商材の場合は、 感想をいただいたらお礼を差し上げることも視野にいれてください。 その場合は、初めてのお客様ではなく、リピーターのお客様にお願いするほうが無難です。
なお、ショップサーブの店舗評価機能を利用して、お客様の声を集める場合は、 お客様が入力した情報が自動的に掲載され、店舗側による内容の変更、編集はできません。 改めて掲載の許可を取る必要はありません。
1、「お客様の声」から得られる効果は絶大
2、「お客様の声」の集め方
3、「お客様の声」の活用法
4、「お客様の声」の集め方<上級編:「ポイント機能」の活用>
5、「お客様の声」の集め方<上級編:「画像」の活用>
6、「お客様の声」を掲載する際の注意点