2、グッと読みやすくする『メルマガの書き方』
競合店のメルマガを読んでみる!
まずは、競合店・繁盛店がどのようなメルマガを発行しているのか、調査してみましょう。競合店・繁盛店のメルマガを購読する際の調査ポイントは「誰に対して?」「どのようなタイミングで?」「内容は?」「書き方は?」などです。
また、競合店だけではなく、興味のあるメルマガを登録して読んでみるのも「書き方」を研究するうえで役に立ちます。
「気になるメルマガ」をヒントにして、自分らしいメルマガ作成の一歩にしましょう。
これからメルマガ配信を始めるなら!
書くことを習慣にしましょう!そして・・・ とにかく「読んでもらえるメルマガを書く」
例えば、全く知らない人からメールが届いたら、そのメールを開きますか?きちんと読みますか?
≪知っておきたい読み手の気持ち・・・≫
読み手にとってメルマガは、興味がなければ読む必要の無いもの。
読む気が無い人に、どうしたら興味を持ってもらえるか、どうしたら読んでもらえるのか。
その加減を知るためにも、たくさんメルマガを書いて配信してみましょう。
メルマガ5つの作法(パソコン編)
1、テキストエディタを利用する
「メモ帳」でも「書くことはできる」のですが、1行の文字数を設定したり、文字を揃えたり、カスタマイズに限界があります。そのため、高機能のテキストエディタを入手されることをお勧めします。
高機能のテキストエディタの中では、『秀丸(ひでまる)』が一般的です(有料ソフト)。また、『TeraPad』『EmEditor』など無料のソフトもあります。
これらのソフトは、以下のサイトからダウンロードすることが可能です。
窓の杜 | http://www.forest.impress.co.jp/ |
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Vector | http://www.vector.co.jp/ |
こちらのサイトと弊社とは関係ございません。ご使用方法のサポートはいたしかねます。 |
2、1行の文字数は30〜35文字
1行が長すぎると、読む気をなくしてしまうため、これ以上長くはしないほうが良いでしょう。
また、テキストエディタなどでは、「改行しているように“見える”」だけで、実際には文字を「折り返しているだけ」ということもあります。行の最後では、必ず[Enter]キーを押して改行してください。
3、「等幅フォント」を使って書く
フォントには「等幅」と「プロポーショナル」の2種類あり、それぞれの文字が等しい幅を持っているフォントが「等幅フォント」です。
※Windowsの「MS明朝」「MSゴシック」やMacintoshの「Osaka-等幅」などメルマガは、一行当たりの文字数をそろえ、レイアウトを整える必要があるため、「等幅フォント」が基本です。
4、適当に空白行を入れる
文章はずらずら書くのではなく、”読みやすさ”を考えて、適当に「空白の行」を入れましょう。3〜5行書いたら1行あける、くらいが一般的に読みやすいと言われています。
5、機種依存文字は利用しない
メルマガでは、罫線や記号などを使って、装飾しますが、機種依存文字(特定のパソコンだけでしか読むことのできない文字)を使うと文字化けする可能性があるため、気をつけましょう。
【安心して使える記号リスト】
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6、遅い時間帯の配信には注意する
メルマガを配信する時間や曜日にルールは特にありませんが、「お客様がいつ読んでいるか」を意識し、客層に合わせて予測を立てると効果的です。しかし最近では、パソコンで受信したメールを携帯に転送しするなど、携帯電話でメールを受け取ることが多くなっているため、遅い時間帯のメルマガ配信には気をつけましょう。
メルマガ5つの作法(携帯編)
顧客台帳からメルマガ配信用のリストを作成する際、携帯のメールアドレスを選択し携帯電話用のメルマガを配信することができます。ただし、携帯にメルマガを送る際には、注意すべき点がいくつかあります。以下で確認してください。1、伝えたい内容を凝縮した短いキャッチで!
件名が長すぎると、途中で省略されてしまします。半角30文字以内に短くまとめましょう。
※件名の文字数制限
件名の文字数制限は携帯のキャリアにより異なり、半角30〜512文字です。
2、本文はあまり改行しない
携帯電話の画面は狭く、機種によっても表示が異なるため、頻繁に改行すると、文章が縦に長くなり、読みづらくなってしまいます。あまり改行をせず、節目・句毎に行いましょう。
3、記載するURLは、携帯ページのURLを
携帯で受信したメールの本文から、直接お店ページを訪問できるように、パソコンのお店ページURLではなく、携帯ページのURLを記載しましょう。
4、文字数制限に注意
携帯のサービス種別ごとに、メールの字数制限が異なります。この文字数を超えた場合、お客様の携帯電話にて表示できない可能性があります。帯用のメルマガは、パソコン用のメルマガより、内容を凝縮し、半角500文字程度に収めましょう。
※メール文字数制限
メール文字数制限も携帯のキャリアにより異なり、半角500〜30万文字(300KB)です。
5、遅い時間帯の配信には注意する
携帯電話への遅い時間帯のメール配信には注意しましょう。
次に、メルマガを読んでもらうためのノウハウや工夫をしっかり押さえましょう。
「読んでもらえるメルマガ作り」のポイント
「読んでもらえるメルマガ作り」のポイントは3つです。1、【件名】を工夫する
件名の役割とは・・・
1行で興味を持ってもらう。
1行でメールを開封してもらう。
メルマガは、開封してもらわないと内容を読んでもらえません。件名は、読んでもらえるかどうかを一瞬で決めてしまうため、ある意味、メルマガの内容よりも重要です。
件名は、パッと見ただけで、「読んでみたい!」と思わせるフレーズを考えましょう!
2、興味を引く【ファーストビュー】にする
ファーストビューとは、読者がメルマガを開封して、最初に目にする部分です。
簡潔で分かりやすく、インパクトのある表現が必要です。また、視覚的に引き付ける工夫も大切です。
■や★などで少し装飾するだけでも、読者に与える印象はグッと違ってきます。絵文字などを利用し、目立たせる工夫をしましょう!
3、特に【トップ上】は件名と連動させ、興味を引く
ファーストビューの中でも、メルマガの最初数行は「トップ上」と呼ばれ、もっともクリック数が多い場所です。
件名で開封させ、トップ上でクリックさせるためにも、件名とトップ上の内容は統一させましょう!
実際にメルマガを書いてみる
以下の流れに沿って、メルマガを書いてみましょう。次は、 3、メルマガ上達の近道『書いて、送って、読んでもらう』 です。
1、お客様とお店をつなぐ『メルマガ』
2、グッと読みやすくする 『メルマガの書き方』
3、メルマガ上達の近道『書いて、送って、読んでもらう』
4、メルマガでお客様と関係を築く
5、目的に合わせたメルマガで売上アップ!