5、目的に合わせたメルマガで売上アップ!
お客様と関係を築き、ショップのファンを増やすには、自分から情報を発信していくことが必要です。そのため、個別に届けることができる「メルマガ」は、ウェブショップにとって欠かすことのできない販促・接客ツールです。メルマガを、定期的、または特別なお知らせがある際に配信することで、「お店を忘れないようにしてもらう」ことができます。
しかし、一口に「メルマガ」と言っても、配信方法は様々。そして、その効果も異なります。
目的に合わせて配信方法を使い分ければ、より効果的で売上アップに繋がるメルマガを発行することができます。
ショップサーブを利用したメルマガ配信手順
1、メルマガ発行の目的を明確にし、誰に、どんな内容のメルマガを配信するか決める。
2、「テキストエディタ」を使ってメルマガを書く。 ⇒ 2、グッと読みやすくする『メルマガの書き方』
3、ショップサーブ管理画面「集客・運用 ⇒ メルマガ作成」にて、作成したメルマガを本文に貼り付ける。
または、あらかじめ作成し保存した「メルマガのテンプレート」をリストから選択し、本文として利用することも可能。
▼「メルマガのテンプレート」の設定方法はこちらをご参照ください。
⇒「メルマガ発行」について
4、メルマガの送信先を選択する。
・読者リスト | [ 読者管理 ]に登録されているメルマガ読者のリスト。お店ページ上の「メルマガページ」で登録したメルマガ読者 |
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・顧客台帳 | 特定の顧客を検索する条件をあらかじめ保存しておく。 ▼「顧客台帳の検索条件」の保存方法はこちらをご参照ください。 |
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5、送信日時を設定し、送信予約を完了する
顧客台帳を活用し、より確実にメルマガを読んでもらう
例えば、「見込み客」「購入者」に対して同じ内容のメールを配信する場合と、客層に合わせて内容を変えて送る場合では、メールの開封率や、購入へ繋がる確率は異なります。メルマガ配信の対象者を絞り込むと、その対象者に合った内容のメルマガを送ることができるため、お客様に「自分に該当する、有益な情報だ」と思ってもらうことができれば、開封率を高め、購入に結びつけることが出来ます。
客層に合わせたメルマガ配信の最初の一歩として、配信方法を使い分けましょう。
・未購入者も含まれる「見込み客」向けのメルマガ
⇒ちょっとした情報を配信
・一度でも購入したことがあるお客様向けのメルマガ
⇒限定セール情報やお得情報など
この場合、お客様によって「見込み客」向けと、「購入者」向けのメルマガが2通届く場合があります。「購入者」向けのメルマガでは、書き出しに「当店にてお買い物をしてくれた方へのメールです。」など、2通のメルマガの違いを明確にしましょう。
購入したことがある会員の方向け
1度でも購入経験のあるお客様は、ある程度お店に対して安心感を抱いており、次回の購入の確率は、見込み客より高くなります。そこで、リピーターになる可能性が高い「購入したことがある会員の方」を対象に特別なお知らせと思っていただけるようなメールを送り、お客様の心をつかみましょう。
※書き出しに『会員の方限定のメールです。』など特別感を演出しましょう。
例えば、以下のような内容を盛り込むことで、よりリピート率も高まります。
会員だけに知らせるお得な情報を数多く盛り込むことで、会員であることの利点を明確に訴えることができます。
例えば、会員登録していただいた方のみ購入可能な限定商品のご案内や、先行販売、ポイント3倍サービスなど、会員特典をつけることで、お客様のリピート促進に繋がります。
【顧客台帳の絞込条件】
顧客種別 : 会員
メールアドレス種別 : パソコン もしくは 携帯
お知らせ : ○
ポイント還元は、お客様に「このお店で買い物をして、ポイントを貯めたい!」という気持ちにさせることができ、リピーターを増やす施策として有効です。
ただ、ウェブショップのポイントは、形がないために、お客様もポイント保有を忘れてしまい、お店にリピートしなくなってしまう可能性もあります。
例えば、有効期限切れ1ヶ月前に、会員様の保有ポイントについてご案内し、購入に繋げていきましょう。
【顧客台帳の絞込条件】
顧客種別 : 会員
メールアドレス種別 : パソコン もしくは 携帯
お知らせ : ○
期限 : 「ポイント有効期限」を選択し、期限を入力
購入した商品に関して、フォローメールを送ることも可能です。例えば、コーヒーを購入した方に「おいしいコーヒーの入れ方」や「長持ちさせる保存方法」を案内したり、また、使い切るころに、次の商品を提案したりすることができます。
また、「母の日」の商品を購入したお客様を絞り込み、「父の日」の商品を案内するなどイベント毎の提案も行いましょう。
【顧客台帳の絞込条件】
顧客種別 : 会員
メールアドレス種別 : パソコン もしくは 携帯
お知らせ : ○
期限 : 「最終注文日」を選択し、期限を入力
商品番号 : 「特定の商品番号」
または
「カテゴリ」「グループ」 : 選択する
特に、会員の方で、購入回数が多いお客様は、お店にとっての大切な上客です。メルマガの内容や出し方に工夫をし、そのお客様に合った情報やサービスを提供することで、特別感を演出し、ファンを増やしましょう。
【顧客台帳の絞込条件】
顧客種別 : 会員
メールアドレス種別 : パソコン もしくは 携帯
お知らせ : ○
購入回数 : 3回〜 など購入回数を入力
▼「会員の方」へのメルマガ配信方法
⇒「会員へメールマガジンを発行する」について
購入したことがある非会員の方向け(もしくは会員機能を利用してない場合)
リピーター定着を支援する機能として、会員機能があります。お客様は会員になると、お買い物の際、会員様のIDとパスワードを入力するだけで、住所などをいちいち入力する手間がかかりません。また、ポイント機能を利用すれば、購買意欲を掻き立てることも可能です。
リピーター対策として会員機能を利用し、未会員の方には会員登録を促しましょう。
※書き出しに『当店にてお買い物をしてくれた方へのメールです。』など、一般のメルマガとは異なることを明記しましょう。
例えば、以下のような内容を盛り込むことで、会員登録を促進できます。
「会員様商品」と銘打った送料無料のキャンペーン商品や、限定商品を用意し、新規会員にも適用することで、会員化・顧客化を図ることができます。
【顧客台帳の絞込条件】
顧客種別 : 非会員
お知らせ : ○
新規会員へのポイントプレゼントを実施し、さらに会員登録を促します。
【顧客台帳の絞込条件】
顧客種別 : 非会員
お知らせ : ○
▼「購入したことがある非会員の方」へのメルマガ配信方法
⇒「非会員の購入者にメールマガジンを発行する」について
見込み客向け
お店ページのメルマガ登録ページから集めた読者に送るメルマガです。読者は、お店ページを見て興味を持ち、メルマガ登録をしたお客様となります。そのため、購入者、未購入者などの区別はありません。
しかし、見込み客(今すぐに商品は買わないが、お店に興味があるお客様)に、メルマガを登録し、読んでもらうことができれば、商品を購入する機会ができた際に、定期的にメルマガが届くお店のことを、思い出してもらえる可能性が高まります。
例えば、見込み客も含まれる、このメルマガでは、「初めてお買い物をしてくれた方限定キャンペーン」など、新規顧客の開拓にも役立ちます。
1、お客様とお店をつなぐ『メルマガ』
2、グッと読みやすくする 『メルマガの書き方』
3、メルマガ上達の近道『書いて、送って、読んでもらう』
4、メルマガでお客様と関係を築く
5、目的に合わせたメルマガで売上アップ!